はじめに
2026年1月、Google OneのAIプランに待望の新しい選択肢「Google AI Plus」が登場しました。
これまでは「無料版」か、月額2,900円で2TBストレージ付きの「Google AI Pro」か、という両極端な選択肢しかありませんでしたが、その間を埋める「ちょうどいい」プランがついに実装されました。
Google AI Ultraは本気でAIをフル活用するプロ向けで月額36,400円なので初めから私の選択肢には入っていません。
私はこれまで「Google AI Pro」を契約していましたが、新プランの登場に合わせてスペックを精査し、「Google AI Plus」へプラン変更(ダウングレード)を行いました。
この記事を読むと以下の内容がわかります。
- 2026年1月登場「Google AI Plus」と「Pro」「無料版」のスペック差
- エンジニアがProからPlusへ乗り換えた「3つの理由」
- ダウングレードで直面する「開発機能」や「NotebookLM」のリアルな制限(リスク)
- 自分に合ったプランの選び方と、ProからPlusへの変更方法
Google AI Plusとは?
Google AI Plusは、既存の「Pro」よりも価格と機能を抑えた中間プランです。最新の詳細は以下の公式サイト等で確認できます。
徹底比較:無料版 vs Plus vs Pro
まずは3つのプランの主な違いを整理しました。エンジニア視点で見るべき重要な差分は太字にしています。
これは2026年2月現在の情報で、今後、変更される可能性はあります。

エンジニアが注目すべき3つの「格差」
- ストレージ: 2TB (Pro) → 200 GB (Plus)
- コンテキストウィンドウ: 100万 (Pro) → 12.8万 (Plus)
- 開発者機能 (CLI): 1,500回/日 (Pro) → 1,000回/日 (Plus・無料版と同等)
私が「Pro」から「Plus」へ乗り換えた3つの理由
一見するとスペックダウンですが、私の利用状況を冷静に分析すると「Plusで十分ではないか?」という結論に至りました。
1. 2TBのストレージは「過剰」だった
Proプラン最大の魅力の一つである2TBストレージですが、私の実際の使用量を確認したところ、わずか30GBでした。
家族共有を含めても200GBあれば十分お釣りが来ます。使っていない1.8TB以上の領域に毎月課金し続けるのは、機会費用として損失だと判断しました。
Google AI Proを申し込んだ時から「私の利用ユースケースだとこんなにストレージはいらないなぁ」と思っていました。同じように思っている人は多いのでは!?
2. 「100万トークン」を常時使うわけではない
Proプランの「100万トークンのコンテキストウィンドウ」は非常に強力です。しかし、毎日のタスクでそこまでの容量を必要とするシーンは稀です。
日常的なコーディング補助、ブログ執筆、メールの下書きであれば、Plusの12.8万トークンでも十分に機能します。「大は小を兼ねる」と言いますが、使わない機能にコストを払い続ける必要はありません。
3. 「足りなければ戻せばいい」という実験的アプローチ
これがもし年間契約の縛りがあるなら躊躇しましたが、月額プランなので「まずはPlusを試して、開発に支障が出るなら来月Proに戻す」という運用が可能です。
固定費を最適化するための実験として、まずは変更に踏み切りました。
正直、ここが不安(変更後の懸念点)

とはいえ、Proの快適さを知っている身として、以下の点は「実際に使ってみないとわからない」という不安が残っています。特に開発用途での制限はボトルネックになる可能性があります。
懸念1:開発者機能(Gemini CLI)の制限
ここが最大の懸念点です。Plusプランには、開発者機能(Gemini CLI / Code Assist)の優遇がありません。
Proでは1日1,500回のリクエストが可能でしたが、Plusでは無料版と同じ「1日1,000回」に下がります。アプリ開発でGemini CLIを多用しているため、この「500回の差」が生産性にどう響くか、今後厳しくチェックする必要があります。
懸念2:NotebookLMのソース数減少
資格試験の学習などで活用予定のNotebookLMですが、ソース(読み込ませる資料)の上限が減ります。
- Pro:1ノートあたり 300件
- Plus:1ノートあたり 100件現状は100件あれば足りていますが、今後本格的に大量のドキュメントを放り込んで学習する際、壁にぶつかるかもしれません。
懸念3:コンテキストウィンドウ不足
「普段は12.8万トークンで十分」と言いましたが、大規模なログ解析や、リポジトリ全体のコードを読み込ませてデバッグするようなケースでは、Proの100万トークンが恋しくなる可能性があります。
結論:あなたはどのプランを選ぶべき?

スペックとコストのバランスから、以下のように分類できます。
スペックから分類してみましたが、まずは無料版で使ってみて困ることがあったらPlusにして、Plusで困ることがあったらProに変更するやり方が良いと思います!
【Google AI Pro】がおすすめな人(ガチ勢)
- 大量のインプット命: 論文数百本や書籍、大規模コードベースを一度に読み込ませたい(100万トークン必須)。
- ヘビーな開発者: 毎日ガッツリ開発し、API制限を気にしたくない(CLI 1,500回/日)。
- データ保存: 動画や写真を家族で大量に保存したい(2TB必要)。
- Deep Research: 毎日市場調査や技術調査を自動化したい(1日20回)。
【Google AI Plus】がおすすめな人(私のようなタイプ)
- コスト重視: Proは高いが、無料版の制限(画像生成枚数など)には不満がある。
- ライトな開発・執筆: 生成AIは日常的に使うが、超長文の読み込みは頻繁には行わない。
- ストレージ: 200GBあれば十分。
【無料版】で十分な人
- 検索の補助としてAIを使いたい。
- Google Workspace(DocsやGmail)でのAI連携は不要。
ProからPlusへの変更方法と注意点
プランの変更はGoogle Oneの設定画面から簡単に行えました。
- Geminiの設定 -> 定期購入を管理

- メンバーシップ プランを変更

- その他のプランを見る(アップグレードを全面に押し出していてダウングレードはしづらくなっている)

- Google AI Plusを見つけて「ダウングレード」

- 200Gに切り替えるかを聞かれる

【重要】変更前の注意点
もし現在のストレージ使用量が200GBを超えている状態でPlus(200GB)に変更すると、Gmailの送受信ができなくなるなどの深刻な問題が発生します。ダウングレードする前に、必ず現在のストレージ使用量を確認してください。
- 最終確認

私はこれからしばらく「Google AI Plus」で開発や執筆を行ってみます。もし「やっぱりProじゃないと仕事にならない!」となった場合は、その失敗談も改めて記事にする予定です。
