はじめに:試験のキャンセル、ためらっていませんか?

この記事は2025年7月時点の情報に基づいています。ポリシーは変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
Google Cloud認定資格の取得に向けて学習を進めている中で、どうしてもキャンセルしないといけない状況に陥ることは、誰にでも起こり得ますよね。
「申し込んだ後で、もっと自分に合った試験(例えば、待望の日本語版!)がリリースされることを知った」なんていうケースもあるかもしれません。
私自身もまさにその一人で、受けたかった試験の日本語版がリリースされると知り、既に申し込んでいた英語版をキャンセルした経験があります。
その時、「キャンセルって面倒じゃない?」「受験料は無駄になるのかな?」といった不安が頭をよぎりました。この記事では、そんなあなたの悩みを解決します。


キャンセル前に絶対確認!期限と返金・払い戻しポリシー

「キャンセルしたら受験料は戻ってくるの?」という疑問に、公式情報を基に正確にお答えします。ポリシーは受験方法によって異なるため、ご自身の状況と照らし合わせて公式の変更・キャンセルポリシーを確認してください。
受験方法 | キャンセル期限 | 返金・払い戻し |
---|---|---|
オンライン(リモート)試験 | 予定開始時刻の 24 時間前まで | 期限内であれば、原則として全額返金(またはバウチャー再有効化) |
オンサイト(試験会場)試験 | 予定開始時刻の 72 時間前まで | 期限内であれば、原則として全額返金(またはバウチャー再有効化) |
【重要】 上記の期限を過ぎてしまうと、受験料は返金されませんので、キャンセルを決めたらすぐに行動に移しましょう。
【画像で解説】Webassessorでの試験キャンセル手順
Webassessorで予約済みの試験を確認する
このステップの手順は、過去に解説した「試験日の変更手順」と画面操作がほぼ同じです。そのため、この記事では要点を絞って解説します。
各画面の詳細なスクリーンショットを確認したい場合は、「【Google Cloud認定試験】試験日変更は簡単!手順と注意点を徹底解説」の記事も併せてご参照ください。
- Google Cloud 認定資格の受験者向けポータルにログインして「Schedule an Exam」を選択
- 続いて「WEBASSESSORにアクセス」を選択
- ログイン後、「My Assessments」メニューから、現在予約している試験の一覧を確認
キャンセルを行う
該当試験のReschedule/Cancel を選択

Cancel Registration を選択

Submit を選択

予約していた試験がなくなったことを確認
予約済み試験一覧から試験がなくなったことを確認

【体験談】私が試験をキャンセルした理由と、嬉しい発見

私がなぜ試験をキャンセルするに至ったか、その背景と、その過程で得られた有益な情報についてお話しします。
理由:日本語版リリース!英語での受験をキャンセル
私は当初、「Associate Google Workspace Administrator」の英語版試験を申し込んでいました。しかし、その後に日本語版試験がリリースされるという連絡を受けました。(2025年7月現在、日本語版がリリース済みです)

英語の問題文は、どうしても読むのに時間がかかりますし、専門用語を英語で覚え直すのは大変です。より深く内容を理解し、合格の確度を上げるため、私は一度キャンセルして日本語版で再挑戦することに決めました。
ちなみに、Professional Machine Learning Engineerも日本語版がリリースされます。機械学習の複雑な概念を日本語で学べるのは、これから受験する方にとって大きなアドバンテージですね!(2025年7月現在、日本語版がリリース済みです)

【最重要】バウチャー利用者が絶対に知るべき「再利用」の裏ワザ
さて、私がキャンセルを決めた際、一番の懸念は「バウチャーで申し込んだけど、これは無駄になってしまうのか…?」ということでした。
この疑問を解消するため、私はGoogle Cloud試験担当者に直接問い合わせてみました。その結果、非常に嬉しい回答を得ることができたのです。
キャンセルしたバウチャーは、有効期限内であれば、再度利用可能
この情報は、私がGoogle Cloudの公式担当者に直接確認した、信頼性の高い情報です。
実際に私は、キャンセルした「Associate Google Workspace Administrator」のバウチャーを使って、別の資格の申し込めることを確認しています。
ただし、バウチャーの再利用にはいくつか条件があると考えられます。
- 有効期限
-
バウチャーに設定されている有効期限内でなければなりません。
- ロールや金額
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私の場合は問題ありませんでしたが、バウチャーの種類によっては同一ロール(例: 英語の資格のみ)に限定されたり、受験料が異なる試験に使う際に差額の支払いが必要になったりする可能性も考えられます。この点は、お手元のバウチャーの利用規約を一度ご確認ください。
まとめ:戦略的なキャンセルで、合格への最短ルートを!

要点の振り返り
- 試験キャンセルは、オンライン(リモート)なら24時間前、オンサイト(試験会場)なら72時間前までならペナルティなしで可能
- バウチャーは有効期限内であれば再利用が可能
- キャンセルしたバウチャーは、別の試験にも使える場合がある!
試験のキャンセルは、決してネガティブなことではありません。状況の変化に合わせて計画を最適化する、エンジニアらしい合理的な判断です。この記事を参考に、あなたにとって最適な選択をし、自信を持って資格取得に臨んでください。