【完全ガイド】Google Cloudリモート試験 当日の流れと合格を掴むコツ

目次

はじめに

Google Cloud認定資格のリモート受験、便利で魅力的ですよね。しかしその一方で、「当日の流れがよくわからない…」「試験官とのやり取りは英語なの?」「トラブルが起きたらどうしよう?」といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

かつての私も、初めてのリモート受験前は同じような不安でいっぱいでした。

しかし、もう大丈夫です!

この記事では、私がこれまで15回以上リモート試験を完遂した経験を元に、当日の流れを「①準備」「②チェックイン」「③試験本番」「④終了後」の4つのステップに分け、具体的な注意点やコツを交えながら徹底解説します。

この記事を最後まで読めば、当日の手順と注意点が全てクリアになり、安心して試験に臨むことができるはずです。

Step 1. 試験開始前の最終準備

試験当日、慌てないために。まずは直前の最終チェックリストから始めましょう。

集中できる環境を確保する

試験に集中するためには、物理的な環境を整えることが何よりも重要です。

家族への声かけ

事前に試験時間を正確に伝え、「この時間は部屋に入らないでね」と協力をお願いしておきましょう。

部屋の施錠

もしご自身の部屋に鍵がかかるのであれば、施錠してしまうのが最も確実です。物理的に誰も入れない状況を作ると、心理的な安心感が格段に上がります。

机周りを整理する

リモート試験では、カンニングを疑われるような物が机周りにあると、試験のチェックインプロセスで片付けるよう指示されることがあります。

基本はPCと周辺機器のみ

試験中の飲食は原則として許可されていません。私は飲み物を含め、PCと周辺機器以外は机に何も置かないようにしています。

より詳しい準備内容は、以前まとめた以下の記事を参照してください。

デバイスとネットワークを確認する

思わぬトラブルを避けるため、デバイスの設定も最終確認しておきましょう。

スマホは「サイレントモード」に

試験中に万が一通知音が鳴ってしまうと、試験中断のリスクがあります。単純なマナーモードではなく、完全に通知がオフになるモードに設定しましょう。

腕時計を外す

スマートウォッチはもちろん、通常の腕時計も外す必要があります。机の上にも置かず、カバンの中などにしまっておきましょう。

ネットワークの安定

試験は常にオンラインで行われます。可能であれば有線LANに接続するなど、ネットワーク接続が安定しているか確認しておくと安心です。(私はいつも無線LANですが)

Step 2. 最重要フェーズ「チェックイン」を乗り切る

ここがリモート試験における一番の山場です。ですが、時間は試験時間に含まれないので、一つずつ落ち着いて対応すれば何も問題ありません。

Launchボタンの出現と環境チェック開始

試験開始時刻の約10分前になると、WebassessorのSCHEDULED EXAMSの「?」のところに「Launch」ボタンが表示されます。

このボタンを押すと、試験システム(Kryterion)が起動し、チェックインのプロセスが始まります。

身分証明書のアップロードと「再提示」のコツ

まず、身分証明書をスマホで撮影してアップロードします。日本語の運転免許証で問題ありません。

ただし、ほぼ100%の確率で、この後の試験官とのやり取りの中でWebカメラによる再提示を求められます。

スムーズに承認されるコツ

試験官に言われたら、Webカメラに「顔写真」と「名前」をアップではっきりと映しましょう。「もう少し近づけてください」と言われることがあるので、最初から意識しておくとスムーズです。

スマホでの環境撮影

次に、システムの指示に従い、スマホでPC周辺(前後左右)の写真を撮影し、アップロードします。

ワンポイント

部屋の照明をつけ、自分の影が机に映り込まないように気をつけると、再撮影のリスクを減らせます。

試験官とのライブチェックと言語対応

写真のアップロードが終わると、試験官とのチャットが始まります。英語でチャットが来ても焦らないでください!

チャットで「日本語でお願いします」と日本語で返信すればOKです。翻訳を介して日本語でのコミュニケーションに切り替わります。

その後、試験官の指示に従い、PCを持ち上げて部屋の4方向や机の上をWebカメラで映します。

注意点

ノートPCを持ち上げて撮影する際は、接続しているケーブルが抜けたり、PCを落としたりしないように十分注意してください。

試験前のトイレ休憩

全てのチェックが完了すると、試験官から「試験を開始する前にトイレに行きますか?」と親切に案内があります。

戻ってきてからの再チェックはないので、2時間の試験に集中するためにも、このタイミングで済ませておくことを強くお勧めします

Step 3. 試験本番!実力を100%発揮するテクニック

いよいよ試験開始です。ここからは、これまで培ってきた知識を存分に発揮しましょう。

解答ペースの心構え

時間は意外と余裕があります。 私の経験上、120分の試験で30分ほど余ることが多いです。焦らず、一問一問じっくりと問題文を読んで取り組みましょう。

【最重要戦略】最初の数問は「飛ばす勇気」を持つ

きっかけは私の失敗談

私が初めて受験した時、1問目から分からない問題にぶつかり、「これはまずい…」とひどく焦った経験があります。

試験開始直後は、まだ頭が試験モードに完全に切り替わっていません。そこで、少しでも迷ったら「後で見直す」にチェックを入れ、どんどん次の問題に進みましょう。 自信を持って解ける問題を5〜10問こなすうちに、脳がウォーミングアップされ、落ち着きとリズムを取り戻せます。

意図せぬ「目線警告」に動じない

真剣に考え込んでいるだけでも、突然「目線を画面から離さないでください」という主旨の警告が画面に表示されることがあります。

これは約10秒間表示されるだけで、試験官とのやり取りもありません。「リモート試験あるあるだな」と割り切って、冷静に試験を続けましょう。

提出前の最終チェック

全ての問題を解き終えたら、試験終了ボタンを押す前に、「後で見直す」にチェックした問題や、未回答の問題がないか必ず問題一覧で最終確認しましょう。

Step 4. 試験終了後

長い試験、お疲れ様でした!あともう少しです。

合否結果の確認

試験後のアンケート(任意)に答えるかスキップすると、試験結果がすぐに画面に表示されます。「Pass」と表示されれば見事合格です!

正式な合格通知とデジタル認定証は、後日メールで届きます。

合格者特典について

Professional認定に合格すると、記念品などの特典がもらえます。合格特典のもらい方については以下の記事を確認してください。

まとめ

Google Cloudリモート試験当日の流れを、4つのステップで解説しました。

  1. 最終準備
    • 集中できる環境とデバイスを万全に。
  2. チェックイン
    • 指示通り落ち着いて対応。英語のチャットでも「日本語でお願いします」でOK!
  3. 試験本番
    • 解ける問題から解いてリズムを作る。「目線警告」は気にしない。
  4. 終了後
    • その場で合否がわかる。

一番大切なのは「落ち着いて準備すれば大丈夫!」ということです。この記事が、あなたの合格への一助となれば幸いです。応援しています!

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